文春文庫<br> 天皇(エンペラドール)の密使

文春文庫
天皇(エンペラドール)の密使

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  • サイズ 文庫判/ページ数 426p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167610012
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一九一四年、内線の続くメキシコで、革命軍指導者と渡りあった日本人青年の活躍を描いた、第12回サントリーミステリー大賞受賞作

内容説明

1914年、内戦の続くメキシコに、一人の日本人外務省職員が、ある“密命”をおびて潜入、六カ月に及ぶ滞在中、革命軍の指導者パンチョ・ビリャと渡りあい、八面六臂の大活躍をみせた―。実在の人物をモデルに、日本人移民の動向などを絡めた歴史ミステリー。第12回サントリーミステリー大賞・読者賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

7
1914年、内戦で荒廃するメキシコで暮らす日本人移民を救うべく奮闘する外交官の物語です。消息不明となっているアンブローズ・ビアスや支倉常長の使節団の末裔などを絡めてストーリーに厚みを持たせています。パンチョ・ビリャとの駆け引きやメキシコ軍人との決闘など読みどころ満載で楽しめました。2016/07/03

YUKKE

1
メキシコ北部のチワワに暮らす日系移民。メキシコ革命時代に、この移民たちがパンロ・ビリャの革命軍に加わるとの動きあり。日本人外交官が密かに送り込まれ、ビリャとやりあい、日系移民たちを移住させるという隠密指令。元ラテンアメリカ大使館員が書き下ろしただけあって、なかなか面白い。謎の女は支倉常長の末裔?実在モデルもあって、はぁ~、すごい時代に日本人がいたもんだとびっくりの一冊。2012/07/03

kanamori

0
☆☆★2012/10/20

araosanto

0
著者が外務省出身だけあってメキシコ革命のときの状況を教えてくれる貴重な一冊。2019/09/21

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