出版社内容情報
こわい2人は共通点だらけ。血液型B。酒も煙草もやらない、甘党で仕事一筋。そして、どん底から這い上がった、弱者に優しい苦労人。
内容説明
京都生まれ、血液型B型、お酒をたしなまず、甘いものが好き。カッとなりやすく、大学卒ではない。そして何より「仕事好き」。小泉純一郎と長嶋茂雄、圧倒的な人気を誇るスターの敵役を引き受けた二人は、異なる世界で、この世の不条理を糾弾し続けた。這い上がった男、野中広務と野村克也が、格差社会の問題点を喝破する。
目次
序論 憎まれ役世に憚る(野中広務)
第1章 グローバリズムに屈した野球と政治―危機論
第2章 小泉と長嶋 人気支配の落とし穴―リーダー論
第3章 「這い上がり」だから言う、格差社会批判―機会均等論
第4章 負けない野球、負けない政治―戦略論
第5章 V9巨人軍こそ、日本と自民党の理想だった―組織論
第6章 地位に恋々とせず、すべてを擲つ―人材論
終章 念ずれば花開く―人生論(野村克也)
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年、京都府竹野郡網野町生まれ。54年、南海ホークスに入団。70年には選手兼任監督、以降もロッテ、西武で現役生活を続け、実働26年。試合数3017は日本プロ野球歴代1位の記録であり、本塁打、打点は歴代2位、三冠王1回、MVP5回。監督としては、南海、ヤクルト、阪神など弱小チームを率いてリーグ優勝5回、日本シリーズ制覇3回。2006年から楽天ゴールデンイーグルス監督
野中広務[ノナカヒロム]
1925年、京都府船井郡園部町生まれ。51年、園部町議に初当選。以後、園部町長、京都府議、京都府副知事を歴任。府議時代は、野党として蜷川革新府政に対峙した。83年、衆院議員に初当選。94年、自治大臣・国家公安委員長、その後、内閣官房長官、自民党幹事長に就任。2003年、「小泉改革」に反旗を翻し、「退路を断って闘う」ために引退を表明した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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