内容説明
巷には妙な服を着ている人たちがあふれている!衿なしスーツが主張する“知的な女”度、プリーツ加工服に漂う“クセのある女”度…。テレビに出る有名人から、コギャル、OL、オヤジまで、老若男女の洋服の流行りすたりや着こなしを辛口エッセイと爆笑イラストでぶったぎる。あなたの着こなしは大丈夫。
目次
衿なしスーツ女の謎
プリーツ加工女の謎
台衿シャツ男の謎
スパッツおばの謎
メルヘン重ね着女の謎
ターバン・マダムの謎
野球帽おじ少年の謎
ヘソ出し服女の謎
ブランド・ジャンキー女の謎
黒タイツひと筋女の謎〔ほか〕
著者等紹介
石川三千花[イシカワミチカ]
イラストレーター、エッセイスト。セツ・モードセミナー卒業。フランスに3年滞在の後、フリーランスに。テレビ東京「シネマ通信」では、イラスト・プレヴューを担当。著書に、「顔が掟だ!」「石川三千花の勝手にシネマ」(以上文春文庫)、「いきなりハッピー」(文芸春秋)、「芸能ズビズバ」(講談社)等が、また中野翠氏との共著に「ともだちシネマ」(文春文庫)、「VIDEOまっしぐら」(主婦の友社・´ef文庫)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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caramelscratch
2
着るものに興味があろうとなかろうと、人はお洋服なしでは生きてゆけない。人前で、どんなに変ったお洋服を着ても犯罪にならないが、なにも着ないと犯罪になるのだから。 人はお洋服と共に生き、お洋服と共に死んでゆく。生まれてすぐに産着を着せられてからというもの、長い一生、お洋服は常にあなたと共にある。恋人と別れようが、夫に先立たれようが、悲しみを乗り越えて、人はお洋服を着続けるのだ。ある時は喪服があなたを慰め、またある時は光りものの服があなたを勇気づける。(p8)2014/06/04
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
0
2001年8月6日
emiko
0
ファッションには疎いけど、美意識はタカビーに語ってこそ楽しい。2010/08/15
:r
0
固有名詞が分かんなくても、何となく楽しめるかな?2010/02/12
酔ちゃん
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★★★★20年ぶりに読み返したが、ファッション関係なのに今でも十分通用する内容でビックリ! 作者のお洋服に対する切り口は新鮮でなるほどと思わせる。 お洋服、映画共に知識豊富で挿絵もご自分で書かれているがスバラシイ。 この著作以降の本をみたかったが映画関係しか出されて無いようで残念。今のお洋服に突っ込みを入れてほしかった。2022/07/20