出版社内容情報
マリー・アントワネットを大叔母に持ち、ナポレオンとの政略結婚を強制されたハプスブルク家の皇女が体験した19世紀の戦乱の日々。
内容説明
マリー・アントワネットを大叔母に持つルイーゼは、後継ぎを生めないジョゼフィーヌと離婚したナポレオンのもとに、ハプスブルク家から政略結婚のために嫁ぐことになった。ナポレオンを憎んだ彼女だったが、共に暮らし、やがて愛しく思うようになったものの、ワーテルローでの敗戦が二人を永遠の別れに導くことになる…。
目次
第1部 春雷(売られた花嫁;マリー・ルイーゼに決まる;国歌の中の涙の別れ;コンピエーニュの奇襲攻撃;品位ある皇妃に感動;王子誕生;経済不況広がる;ドレスデンでの父娘再会;モスクワ遠征;雪の中の退却;突然のパリ帰還)
第2部 夏の嵐(ナポレオン・メッテルニヒ会談;ライプチヒの大会戦;暖炉の前の永遠の別れ;三度目の「流浪の民」;エルバ島流刑;故郷ウィーンへ;ナイペルク護衛に;ウィーン会議;ナポレオン、エルバ島脱出;ワーテルローの敗戦)
著者等紹介
塚本哲也[ツカモトテツヤ]
昭和4(1929)年、群馬県に生れる。東大経済学部卒。毎日新聞ウィーン支局長、プラハ支局長、ボン支局長、論説委員、防衛大学校図書館長・教授、東洋英和女学院大学学長などをへて、現在、東洋英和女学院大学名誉教授、作家。オーストリア共和国文化功労勲章、オーストリア共和国有功大栄誉銀章、毎日新聞連載「学者の森」(共同執筆)で日本新聞協会賞を受賞。著書に『ガンと戦った昭和史 塚本憲甫と医師たち』(第8回講談社ノンフィクション賞受賞)『エリザベート ハプスブルク家最後の皇女』(第24回大宅賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Nat
苺***
井戸端アンジェリか
穀雨
Jun