文春文庫<br> 滅びのチター師―「第三の男」とアントン・カラス

文春文庫
滅びのチター師―「第三の男」とアントン・カラス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 245p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167571023
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

映画「第三の男」によって一躍世界中のスターになったカラスが、故郷ウィーンで抹殺された事実とその原因を追う(解説・山田良明)

内容説明

一九四八年・ウィーン。第二次世界大戦で敗れ、瓦礫の山や闇市や困窮する人々で溢れる中、映画の撮影準備に来ていたキャロル・リードは奇妙な楽器を弾く小男に出会った―。「第三の男」の音楽で一躍世界の大スターとなったアントン・カラスの生涯をたどり、ヨーロッパの歴史と多民族文化の深層を探る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ymazda1

0
アントン・カラスはその時代、世界的な有名人だったらしいけど、にしても、一人の日本人が、異国の今となってはマイナーなアウトサイダーについて、ここまでの評伝を書いたってことにびっくりしたし、キャロル・リードとのエピソードもよかった。

Yoshihiko Banno

0
これを日本人が書いたとは驚き。文体がそうさせるのか、まるで翻訳本を読んでいる錯覚に陥る。2012/09/23

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