出版社内容情報
「イギリスは人の住むべき理想に近い」と考えるリンボウ先生が、その深遠なる文化、慣習を再考察。やっぱり……イギリスは謎だ!
内容説明
リンボウ先生曰く「イギリスは暮らしやすい国だ。人の住むべき理想に近い」。しかし、その理想郷には知るほどに深まる謎がある。ドアの開閉にはじまり、銀行サービス、洗濯論、買物論、名門サヴォイ・ホテルの寛容にして美味なる朝食に至るまで、大英帝国の尽きせぬ「不可思議」を考察する好エッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Emi
3
これを読めば、イギリスに行かずしてイギリスの文化を知ることができる。タイトルからすると相当のイギリス愛が伺える。けれど最後に「やっぱり日本が好き。だって日本人だから」とあって、とても安心した。 日本を捨てる代わりに愛するイギリスではなく、それぞれの国の良いところもそうでないところも全部ひっくるめて包み込むような愛に好感を持った。2021/03/05
bunca
2
徹底した個人主義、合理的な考えが今回のEU離脱につながったのかな、とこの本を読んで納得できました。2016/06/24
ジュリ
2
紅茶を3人分頼んだとき、2人分のポットと1人分のポットを持ってきたり、1人用を3つもってきたり毎回違う。そういういい加減なところがイギリスの愛すべきところ。2014/08/28
白丸
1
「イギリスはおいしい」「イギリスは愉快だ」に通ずるイギリス考察本というか体験記というか。オペラの話が特に興味深かった。2016/09/08
Nao
1
イギリスに行きたくなった。お値打ちで手に入れたシトロエンの話が面白かった。ミュージカルも観たいな。2015/03/02