出版社内容情報
湾岸戦争からオウム真理教、同性愛から「次郎物語」まで。「超えた」二人の知性と毒舌がくり広げるいま最もラジカルな二十三の対話集
内容説明
湾岸戦争からオウム真理教、同性愛まで、知性と毒舌がくり広げる最もラディカルな対話集。
目次
オウム真理教からチャーリー・シーンの映画まで
村上龍は、「おやじギャル」のペット
ユーミンは、卑弥呼である
宗教は’90年代の「奥の院」だ
アメリカのゲイ、ニッポンのゲイ
結婚は「友情」に似ている
テレビは、とほほほ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葛西狂蔵
5
予想の範囲内ではあるが、山田詠美は「そうなの?」「わからない」を連発しちゃうから、中沢新一が頑張って喋る。まぁ、山田詠美に社会現象や風俗への微細な考察を期待する方が間違いではある。とても感覚的な作家と理知的な知識人の対談本。村上龍をコケにしたり、下村湖人等の文学に類する話題での山田詠美の多弁さが、やはり小説家なのだなと再確認。2015/09/22
Mariamaniatica
2
面白くないと知りつつ再読。やはり面白くない・・・中沢新一氏はやはり好きになれない。2014/06/29
Mariamaniatica
2
詠美とかナンシー関みたいに確固たる自分を持つ人を相手の対談だと、緊張するのか、先回りして変なことを言い出す人は多いですね。中沢新一さん、皮膚感覚と口にしている割には、実感よりもウケ狙いという印象。2012/03/02
miracolo
1
最近歴史モノばかり読んでたから、良い息抜きになった。 社会の出来事を通して、先の時代を読む思考が羨ましい。 ケガレ信仰や怨霊信仰等の独特の日本人の宗教に日本国憲法も含まれてる感じだな、これは。2014/04/14
rio
1
あまり面白くなかったです。2011/11/15