出版社内容情報
今日の「動物ワンダーランド」はサルの仲間で最も高等だといわれているヒトの特集です──抱腹絶倒の九篇を収録した楽しい短編集
内容説明
人気番組〈動物ワンダーランド〉今日のテーマはヒト。さて、解答者は何問正解できるでしょうか。「ヒトは一夫一婦制か」「イエス」ブー。「残念。映像を見て下さい…」。表題作ほか広告会社のキャンペーンから文庫目録、TVドラマに登場するようなちょっとヘンな家族など、抱腹絶倒の9篇を収録した楽しい短篇集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
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2013.04.20(再読)清水義範著。 (あとがき) 作家の向き不向き。長編・短編でいうと、私は短編に向いている。 30枚が丁度いい。 人間のおかしさ。 週刊小説、40-50枚、ちょっと違う。その違い、楽しんでもらってもいい。 (1990.01)(解説=天野祐吉) ぼくは、物語というものにはあまり興味はない。 ぼくが好きなのは、物語が成り立つ以前の、あるいは、物語が壊れてしまったあとのとりとめもない「断片」が好きである。 (1)日常の世界は、無数の断片から成り立っている。 2013/04/20
i-miya
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2013.04.23(つづき)清水義範著。 2013.04.22 はい、これがヒトですね、ヒトは一般にこのように後肢二本で立ち、歩行します。 体の色がまちまちですが、これは本当の体の上に衣服をつけてるんですね。 さるの仲間に見られないヒトの大きな特徴になっています。 共同で働くところは、アリに似ているかもしれません。はい、これ、共同体のボスですね、おいこら真面目に働くんだぞ、というところでしょうか、子分のヒトがやたらとペコペコしていますねえ。 見物客、くすくす笑う。 2013/04/23
i-miya
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2013.05.02(つづき)清水義範著。 2013.05.01 こうう人生観の女性を応援したいんだ。 今回は自信作一本限り、一本に絞ってもってきました。 5. リップ、リブ、ラブ、か、うーん。 Love=心の美。 Live=生き方の美。 Lip=形の美。 山瀬けみなんかも、いいんじゃないか、と。 日本語がひとつもでてこない、唇美人は心の美人、とか。 サブテーマ=日本語にしてはどうか。2013/05/02
i-miya
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2013.05.26(つづき)清水義範著。 2013.05.23 6. 陰子の発見。 だるまさんがころんだように、ぴょいと人前に出てきてしまう。 ばつのわるい陰子。 電子顕微鏡でその様子が見える。 陰子、発見するだけでは、不十分。 存在を立証するには、エネルギー的負担をはっきりする必要がある。 電気的エネルギー、マイナスなのか。 磁力はどうなのか。 エネルギーは何馬力なのか。 虚数になると大変である。 2013/05/26
i-miya
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2013.05.05(つづき)清水義範著。 2013.05.05 (◎「ステップ理論」つづき)(量子力学の今の状況について) (註:どこまでがほんとうで、どこからか想像が入ってくるのか注意) すべての物質が原子からできている。 原子まで割っていける。 その原子はなにからできているのか。 陽子と中性子で原子核ができている。 それを中心にいくつかの電子がまわっている。 なぜそうなっているのか。 重力なのか? 磁力なのか? 電気なのか? 2013/05/05