内容説明
昭和天皇崩御、ベルリンの壁崩壊と時を同じくして幼女4人を誘拐惨殺した宮崎勤。彼の精神の軌跡を分析した精神鑑定は意見が分かれたが、判決は死刑。さらに神戸で起きた酒鬼薔薇聖斗による殺人事件など、異常な事件が続発した世紀末に、壊れ始めた人類の心の闇の、すべての萌芽がそこにあった。
目次
1 世界の
2 憂鬱な
3 先端
著者等紹介
吉岡忍[ヨシオカシノブ]
ノンフィクション作家。1948年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部在学中から執筆活動を開始。教育、テクノロジーの現場を歩く一方、アメリカや東南アジアなどの海外取材を続ける。1987年、日航機墜落事故を描いた『墜落の夏』で講談社ノンフィクション賞を受賞。その綿密な取材力と豊かな表現力には定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 我が家の問題