出版社内容情報
酒場で、病院のベッドの上で、ギャンブル場で、旅先で、ふと浮かぶ、もう逢えない人々の顔……。週刊文春連載の好評エッセイ集
内容説明
旅に病み、酒に病んで、担ぎ込まれた病院へも酒場の誘惑は忍び寄る。面白くて、やがて哀しい人の世を、限りない優しさで見つめた好エッセイ。
目次
無用の用
同着だよ
復讎してやる
深夜の美女たち
船の音
新幹線“のぞみ”窒息死寸前事件
笑うキャスター
海峡パラダイス
嬉しい結婚式
銀座の路地裏〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たから
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『週刊文春』人気エッセイ「二日酔い主義」の1冊。表題の「半人前が残されて」の切なさたるや。伊集院静の最近の活躍はあまりすきじゃないんだけど…このエッセイ集はとにかく好き。
にとりん
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1993年9月~1994年8月に週刊文春で連載していたエッセイらしい。その頃、自分は何をしていて周りはどんな感じだったかなと考えながら読んだ。期待してなかったが中々面白かった。これを書いた時筆者はまだ40代だと思うがえらいおっさん臭い。2014/02/25
のん
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朋友色川武大をなくした作者。相変わらず万年二日酔いで記憶が飛び飛びの毎日だがどこかにじむ可愛らしさ、切なさがいい案配。
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