文春文庫
男の始末

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167544188
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

美衣子は、理髪店を一人で切り盛りしてきたしっかり者の母親と、はずみで家に入れてしまった内縁の夫、青野と三人で暮らしている。ある日、青野の甲斐性のなさに愛想をつかして別れ話を切り出すが、男はなかなか出て行こうとしない…。男運にめぐまれない女たちの、ひそやかな心の動きを、乾いた筆致で描く長篇小説。

著者等紹介

藤堂志津子[トウドウシズコ]
北海道・札幌市生まれ。藤女子短期大学国文科卒業。学生時代より詩や小説を書き、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。デビュー作「マドンナのごとく」で、昭和62年、第21回北海道新聞文学賞を受賞、同時に直木賞候補となる。平成元年「熟れてゆく夏」で、第100回直木賞受賞。以降、従来にない自由な視点から現代女性の心理をとらえた精緻な恋愛小説を書きつづけている。主な小説に「ソング・オブ・サンデー」(第8回島清恋愛文学賞受賞)「秋の猫」(第16回柴田錬三郎賞受賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スエ

2
ラストが怖かった…。 ある意味頼もしいとも言えるのか…

げむ

2
婆さん。。。

拓人

1
なんだかラスト前までは、ほんわかしたような、グチグチしたような、あんまりメリハリのない感じだったんだけどね? ラストが、なかなか藤堂さんらしい展開だと思いましたよ?2011/03/25

陽ちゃん

0
ラスト数ページで予想外の展開に。 結局どうなったのか分からない結末なのは、読み手に任せるということなのかも。2017/05/17

サリさん

0
タイトル通りだった!!2017/01/13

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