内容説明
理想の家族なんてどこにもいない!人間は本能の壊れた動物である、したがって親にもともと子育ての能力が備わっているわけではない。あるべき親や、あるべき子どもといった幻想に囚われているから辛くなる。ご存知『ものぐさ精神分析』の著者が、親子の病理から政治、日本の歴史まで舌鋒鋭く斬る痛快エッセイ集。
目次
親たちの「今」
近頃のおかしな母親たち
わたしの親子関係
学級崩壊
いじめの今昔
あきっぽい子とねばり強い子
家庭や世間からはみ出る必要のない売春
母親は化け物
近代日本のあせりとあがき
屈辱の百年〔ほか〕
著者等紹介
岸田秀[キシダシュウ]
昭和8(1933)年香川県善通寺市生まれ。早稲田大学卒。昭和52年、人間は本能の壊れた動物であり、「幻想」や「物語」に従って行動しているにすぎないとする「史的唯幻論」を『ものぐさ精神分析』のなかで披瀝、一大センセーションを呼ぶ。以降、精神分析の手法を社会、集団にも適用させる特異な文明批評家として人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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