文春文庫<br> 華の乱

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文春文庫
華の乱

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167524043
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

與謝野晶子、平塚らいてう、伊藤野枝、山田わからが、火花を散らして女の生き方を論争し合った。大正に華ひらいた女性論争の全貌

内容説明

女は、男に従属するものなのか?与謝野晶子、平塚らいてう、山川菊栄、山田わからが、『青鞜』『太陽』などを舞台に、胸のうちの強い思いを真摯で激しい文章にして論争し合った。この大正期に華ひらいた、女の生と性をめぐる論争の全体像を明らかにしながら、現在のフェミニズム論争に一石を投じた話題の書。

目次

序 風の谷、鳥は歌わぬ
1 天と地のあいだ
2 火の柱立つ
3 華のあらそい
結 撩乱、花片飛ぶ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しん君

6
伊藤野枝の関連本。同名の映画(与謝野晶子役に吉永小百合、有島武郎役には松田優作)も観賞。明治末~大正にかけての女性論争がテーマ。与謝野晶子、山川菊栄、平塚らいてう、山田わからが「新しい女だの古いだの…」同性相手に言いたい放題。しかも誌面を使ってであるから、読者はさぞや面白がっていただろう。やはり大正という時代を感じる。100年経ってもフェミニズム論争は絶えない。肝心の伊藤野枝や大杉栄は然程登場せず。12人も出産し有島武郎を愛した与謝野晶子が一番印象に残った。2022/06/25

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