出版社内容情報
與謝野晶子、平塚らいてう、伊藤野枝、山田わからが、火花を散らして女の生き方を論争し合った。大正に華ひらいた女性論争の全貌
内容説明
女は、男に従属するものなのか?与謝野晶子、平塚らいてう、山川菊栄、山田わからが、『青鞜』『太陽』などを舞台に、胸のうちの強い思いを真摯で激しい文章にして論争し合った。この大正期に華ひらいた、女の生と性をめぐる論争の全体像を明らかにしながら、現在のフェミニズム論争に一石を投じた話題の書。
目次
序 風の谷、鳥は歌わぬ
1 天と地のあいだ
2 火の柱立つ
3 華のあらそい
結 撩乱、花片飛ぶ