出版社内容情報
「かつらは百%バレている」。こんなこと言ってくれる人は他にいない。人気連載も終了、これがOLからのラストメッセージforおじ
内容説明
1987年8月、『週刊文春』で「おじさん改造講座」の連載が始まったとき、OL会員は200人でした。10年たった現在、その数7500人。会社という日本社会の縮図を鋭く描き、OLとおじさんの生態を活写して人気を博した、世紀末の一大クロニクルも、97年末、惜しまれつつ連載終了。これがOLたちからのラストメッセージforおぢ。
目次
あの会社はヤバかった
時間内不労働調査
消費税5%アンケート
記憶に残る芸能人の特技!
バブル入社組
おじさんとハンコ
信じられないこと
おじさんvs.ゴキブリ
視力がよわくてよわったわ
さぁ、上司は外出した!〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶ
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10年以上前の本でおそらく日本のオフィスの状況はさほどは変わっていないかと想像します。この週刊文春上で行われた企画、女性達の本音(集成することによる誇張効果もあるだろうけど)を引き出すための秀逸なシステムだったのでしょう。読んでて飽きません。でも女は恐ろしいと、読んだおじさん達はみんなそう思うかもしれない。このシリーズ、この巻9で(文春では)終わりだったそうですが、その後どう発展(または解消)したのだろう。この巻に部屋の汚さを競う章がありましたが、すごいものですね。「汚ギャル」の前史と言えるのだろうか。2011/09/26