内容説明
国民的作家・司馬遼太郎が晩年の十年間、その全精力を傾注し「文芸春秋」に書き続けた「この国のかたち」。さまざまな問題を提起したこの連載の原稿には、必ず編集長宛の手紙が添えられていた。それら未発表の書簡をはじめ、関係者の証言、膨大な資料の検証を通じて浮かび上がる、その痛烈な姿と「憂国」の動機。
目次
第1章 日本は必ずしもアジアでなくともよい
第2章 司馬遼太郎の文学と方法
第3章 書かれざる『坂の上の雲』その終章
著者等紹介
関川夏央[セキカワナツオ]
1949年、新潟県生れ。上智大学外国語学部中退
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