出版社内容情報
五千万ドルの現金を狙う強奪犯が乗りこんだ列車は国際テロ・グループにハイジャックされていた!大型新人のパニック・サスペンス
内容説明
アムトラックの車両清掃員として、シラけた日々を操車場で送るハリー・マクスウェルは、沈滞を吹きとばす一世一代の大博奕を思いついた。新造貨幣3500万ドルを運ぶ財務省の輸送車両の襲撃だ。仲間を得、綿密な計画の成就せんとするまさにそのとき、列車がテロリスト〈世界人民軍〉にハイジャックされていることを知ったのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
31
再読。一昔前の物語だが、今でも充分面白い!1980年代かな、うらびれた男ハリーは、仲間を募って大陸横断列車に積まれた大金を狙うが、折悪くその列車にはテロリストたちも乗っていて・・・。ハリーが傷病退役軍人や鉄オタ、おばあちゃん、元FBIなどなど仲間を増やしながら不屈の闘志で立ち向かってゆく様は壮快。携帯なんか無くても闘えるんだ(笑)ダイハードの原作かと思うくらいハラハラでした。2017/05/08
コージ
3
底辺の人生から一発逆転をを掛けて仲間達と米国連邦準備銀行の新造紙幣を積んだ列車に乗り込んで襲撃を掛けたらなんとテロリストと鉢合わせ‼。その列車はテロリストグループにすでにジャックされていた‼。笑ってしまう様な設定。プロのテロリストグループVS素人強盗団の攻防が幕を開ける。頭の中に映像がありありと浮かぶ文章。素人強盗団のリーダーとその仲間達と協力する乗客達。テロリストグループの女リーダーも魅力たっぷりに描かれている。爽快痛快に読み終える事が出来た。素晴らしい。2020/01/01
pangea74
3
初めて読んだ作家さんの本だったけど、やはり列車という限定空間を題材にした内容だけあって面白く読めました。列車に積まれていた紙幣を強奪しようとしていた主人公らが列車テロに巻き込まれて、他の乗客たちと協力しながら、テロリストに立ち向かっていく様子がハラハラかつ熱い!老若男女の登場人物がアイディアを出し合いながら、少しずつ武器を手に入れ、テロリストを一人一人倒していきます。列車には細菌兵器と爆弾が仕掛けられており、乗客の中にテロリストの仲間が紛れ込んでいるという設定が緊張感をさらに高めていました。2019/10/03
飛鳥栄司@がんサバイバー
2
ものすごく久々の再読。いや~、愉快痛快です。アムトラックとVIAの鉄道薀蓄も満載。テンポもよくて大満足。新刊では買えないので、ブックオフとかで見つけたら即買いをオススメします。2012/07/05
シロくますけ
1
まずまず。もっと書き込んでもいいかな。血なまぐさい描写もあるけれど、基本的には陽性。ハリウッド映画風で楽しめる。2021/12/16
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