内容説明
手話通訳士試験に合格し、福祉事務所の嘱託となった小早川京子は、初仕事で殺人事件の容疑者の通訳を任される。取調室の老女は筆談にも手話にも答えない。無力感に苛まれた京子は、十津川警部らの捜査に疑問を投げかける弁護士とともに事件の真相に迫る。ろうあ者と健聴者の深い溝を描く感動の長篇ミステリー。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5(1930)年、東京生れ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざし多くの職業をへて、38年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞。その後40年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞、56年「終着駅殺人事件」により第34回日本推理作家協会賞(長編部門)、平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞などを受けている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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