出版社内容情報
地獄谷温泉で猿とともに殺された男と、東京で殺されたOLの凶器は同一だった……十津川警部が二人の死の関係を追う。他三篇収録
内容説明
地獄谷温泉のそばの森で、ひとりの男と一匹の猿が、射殺された。使用された弾丸の旋条痕は、半月前に東京で射殺された若いOLにつかわれたものと一致する。ふたつの事件のつながりは?犯人はなぜ、ものいわぬ猿まで殺さねばならなかったのか…。表題作ほか、十津川警部の推理が冴えるトラベル・ミステリー傑作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
8
「勝手に列車祭」第251弾。。。文庫コレクション494冊目。。。2000年 6月10日 初版。。。以外かもしれないが、吾が中興の先生は動物物も多い。表題作ではないが「野良猫(ノラ)殺人事件」では北条、西本のコンビが活躍する。もう頭の中は山村紅葉、森本レオであった。本不況が本格的に始まったこの頃は、ミステリー不況でもあった故に短編で続々と言った感じで出版されている。2020/03/24
桂 渓位
5
十津川警部の、動物シリーズと言った一冊📕 野良猫殺人事件では、西本刑事と北条刑事の仲の良さが伺える一編で、この2人のバディものも、読みたくなりました✨2021/05/27
ふたえ
2
フロッピーとか…時代を感じます。 20年も前のお話だもんね。 ちょっと無理があるかなぁ、という展開もあったけど。。 面白かったです!2016/01/25
アルゴン
2
★★★☆ 犯人が「捕まえてくれ」とばかりに焦って墓穴を掘っていくのはともかくとして、各事件とも事件のきっかけ・犯人の追いつめ方などマンネリでなくよかったです。2014/12/23
キャサ
1
短編集