出版社内容情報
人には言えない歪みを抱きながら戦前~戦後の日本をひとり生きた女性を描く表題作のほか、名手・皆川博子の傑作短篇七篇を収録。
この感覚は、決して悟られてはならない――
人には言えない歪みを抱きながら戦前~戦後の日本をひとり生きた女性を描く表題作のほか、名手・皆川博子の傑作短篇七篇を収録。
内容説明
戦前の日本。大きな庭のある裕福な家庭に育った久緒は、あるとき怪我を負って苦悶する植木職人・葉次の姿を見て、自分が苦しみや傷に惹かれる「外道」であることを知る―。特異な感覚を抱きながら昭和を生きた女性の生涯を描いた表題作など、彼岸と此岸、過去と未来を自在に往還する傑作短編全七編を収録。
著者等紹介
皆川博子[ミナガワヒロコ]
昭和5(1930)年生まれ。東京女子大学外国語科中退。48年「アルカディアの夏」で第20回小説現代新人賞を受賞。60年「壁―旅芝居殺人事件」で第38回日本推理作家協会賞、61年「恋紅」で第95回直木賞、平成2年「薔薇忌」で第3回柴田錬三郎賞、平成10年「死の泉」で第32回吉川英治文学賞受賞。平成24年「開かせていただき光栄です」で第12回本格ミステリ大賞受賞。同年第16回日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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