出版社内容情報
第一次大戦後に出された多数の日米架空未来戦記を日本人の精神史、日米関係裏面史として詳細に分析。日本の近代化、国際化を考える
内容説明
「日米、もし戦わば…」、日露戦争に勝利した日本、アジアへベクトルを向けるアメリカ、双方で「未来戦記」が流行した。疑心暗鬼の“物語”は、やがて現実と交錯してついに昭和十六年の開戦を招きよせる―。徹底取材と緻密な考証で世界史を舞台に近代日本を突き動かす「外圧」の本質に迫る、異色の日本精神史。
目次
第1部 太平洋へ向かうベクトル(外圧と薄幸の異端児;『次の一戦』の結末;“リー将軍”の冒険 ほか)
第2部 日米未来戦記の流行(欧州の荒野に立ちて;戦争は最大の冒険なり ほか)
第3部 物語と現実の交錯(東京大空襲を予知して;戦争を知らない作家の登場 ほか)
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