出版社内容情報
誘拐された米ソの外交官子女を救出するためにベネチアへ向った岩崎白昼夢の活躍を描く「ゴンドラの花嫁」ほか、会心の力作全六篇
内容説明
岩崎白昼夢は珍しく総監室へじかに呼ばれた。入ると、外国人がいた。一人はソ連大使館の参事官、一人はアメリカ大使館の一等書記官だった。「私は単なる刑事警察官です。政治的問題にはタッチできません」―。珍しく岩崎の予想が狂った。米ソの外交官子女が誘拐されたのだ。岩崎はベネチアへ向う。―表題作以下力作全六篇。
目次
敢えて犯人を求めず
殺人者はL・S・D
ゴンドラの花嫁
真犯人は伯爵令嬢
殺し屋のお値段
花嫁御寮はなぜ刺されたのだろ
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- 和書
- 幼児の楽しいキャンプ