文春文庫<br> やぶ医者のほんね

文春文庫
やぶ医者のほんね

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167393038
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

小さな診療所で起こる医者と患者のドラマを描いたユーモアとペーソス漂う珠玉のエッセイ集。楽しく読めて医療の勉強にもなります

内容説明

舞台は東京都下の小さな町の診療所。開院して三十年たつので、會祖父からそのひ孫まで四代にわたって患者を診ることもある。さまざまな患者たちと“やぶ医者先生”の触れ合いを通して、医のかたちを浮かび上がらせたユーモアとペーソスの漂う医療エッセイ。楽しく読めて、医学の知識が自然に身に付く。

目次

手洗い(守秘義務)
日にち薬(抗生剤)
霊柩車に乗る(癌)
元祖(鍼)
桑畑(心疾患)
ないしょの過去(医療問題)
鏡の中(湿疹)
目隠し(医薬)
月下美人(美顔器)
お経と線香(血圧)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ううち

7
ちょっと昔の町のお医者さんのお話。わかりやすくて読みやすかったです。お医者なのにすぐ風邪をひいたり、イライラしたり、不用意な発言をして悔やんだり…可愛らしいところもある先生。権力や地位や名誉で憎悪渦巻く魑魅魍魎な病院の話も好きですが、こういう威圧的でないほっこりするお話ももまた良いです。2014/04/09

Gen Kato

2
町のお医者さんの日常を綴ったエッセイ。大きな病院に勤務する医者にはあまり見られない、患者という「人間」との関わり方がいい。2014/02/13

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