文春文庫<br> それはまた別の話

文春文庫
それはまた別の話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 517p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167385057
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0174

内容説明

ビリー・ワイルダーについての対談相手に「三谷幸喜さんは?」といわれ「大賛成!」と答えた和田氏。中学のときに『お楽しみはこれからだ』を読んで以来、和田フリークを自任する三谷氏。出会うべくして出会った二人が「裏窓」から「トイ・ストーリー」、「ダイ・ハード」まで、映画マニアかつ実作者という立場から、ウラのウラまで語り尽くした対談集。

目次

十二人の怒れる男
アパートの鍵貸します
舞踏会の手帖
フランケンシュタイン
ダイ・ハード
絶壁の彼方に
バンド・ワゴン
素晴らしき哉、人生!
トイ・ストーリー
恐怖の報酬
エイリアン
裏窓

著者等紹介

和田誠[ワダマコト]
1936年生れ。59年、多摩芸術大学卒業。「週刊文春」の表紙、本の装幀、似顔絵などイラストレーターとしての仕事のほかに、「お楽しみはこれからだ」などの映画随筆、「いつか聴いた歌」などの音楽随筆、マザー・グースの翻訳、そして絵本と、著書は優に100冊を超える。「麻雀放浪記」をはじめとする映画の監督としても知られる。第15回文芸春秋漫画賞、第42回菊池寛賞、第9回講談社エッセイ賞を受賞

三谷幸喜[ミタニコウキ]
1961年生れ。日本大学芸術学部卒業。劇団・東京サンシャインボーイズを結成し、映画化もされた「12人の優しい日本人」などを生み出す。テレビでは「やっぱり猫が好き」「振り返れば奴がいる」「王様のレストラン」「古畑任三郎」などのヒット作の脚本を手掛け、97年には映画「ラヂオの時間」で映画監督デビュー。00年、「オケピ!」で初めてミュージカルを作・演出する。著書に「気まずい二人」などがある。第3回鶴屋南北戯曲賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

65
イラストレーターの和田誠氏と映画監督の三谷幸喜氏による対談集。映画好きの両人が丁々発止、様々な映画のトリビアや内容を語ってゆく。話があちらこちらに飛ぶのがまた楽しい。「トイストーリー」、「ダイハード」「エイリアン」他私も何回か観た映画も登場。あ、そうそうと膝をうちたくなる場面も満載だった。「これもまた別の話」も楽しい本だった。最近の映画もお二人で対談してほしい・タイトルはそれ、これときたので「あれもまた別の話」でどうかな 2016/06/09

ひこうきぐも

23
図書館で借りる。「清洲会議」を読み続けて読んでみる。12本の映画で昔の映画は見ていないが対談は面白い。本当に映画好きが話している事を実感できました。「12人の優しい日本人」は探して見てみたいです。2013/10/12

tama

9
自本 本棚発掘で 和田誠ファン 三谷氏が「お楽しみはこれからだ」で和田ファンになっていたとは知らなかったし、この文庫を購入した時点では私は三谷を知らなかった。今読むとオモチロイわぁ!そもそも表紙の「12人の怒れる男」の似顔絵は二人の競作だったのね!どっちが描いたか分かるようになってる。採りあげられてる映画の半分以上観ていないのですが、それでも対談聞いてるとシーンが想像できて笑えて来るのです。この作品の主人公をこの役者がやったらという遊びが何度か出て来て一人で大笑いしました。和田マニア向けの良書です!2018/02/08

マッピー

7
毎月1本の映画について、深く深く語りあう二人。私はと言えば、最初の「十二人の怒れる男」と最後の「裏窓」しか観たことがない。目次を見て、途方に暮れる私。しかしこれが面白い。観たことない映画の、監督、キャスト、演出方法、裏話。 しらけるどころか、興味津々。機会があったらぜひ観てみたいと思うほどに前のめりで読みました。 映画を観るだけではなく、実際に映画製作を手掛けているふたりならではの、制作上の苦労や工夫などの話も面白くて。 映画初心者から、ある程度詳しい方まで、幅広く楽しめる映画ガイドだと思います。 2017/04/16

むちれお

4
雑誌キネマ旬報の連載を収録したものらしい。この中の三分の一くらいしか見てないな。この2人は映画をよく見てるし、知識も豊富だね。2017/06/08

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