文春文庫
心残りは…

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  • サイズ 文庫判/ページ数 335p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167382032
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0195

内容説明

黒沢明、木下恵介、小津安二郎、岡本喜八などの名監督の映画に出演し、高峰秀子、山口淑子、山本富士子などの美人女優、三船敏郎、高倉健などの男優と共演、日本映画界の黄金時代を築いてきた著者が、笑いあり、ハプニングありの名作映画の舞台裏と映画人たちの意外な素顔を語る。

目次

大森海岸の水母
立教ボーイの憂鬱
島津保次郎監督の天神様
久我美子のお股に頭
木下恵介監督の本意は何処に
心残りは煙草の煙
怪なり、左卜全さん?
黒沢明監督、池部宅を訪問
天才の怠け者
三船敏郎のきまた〔ほか〕

著者等紹介

池部良[イケベリョウ]
1918年東京大森生まれ。映画俳優・エッセイスト。1941年立教大学文学部英文科卒業、と同時に東宝文芸部に入社、島津保次郎に見いだされ、俳優に転向。同年7月「闘魚」で映画デビュー、戦前戦後を通じ二枚目スターとして活躍。代表作に「青い山脈」「暁の脱走」「雪国」「乾いた花」等がある。64年の「乾いた花」のやくざ役で好演。65年から72年まで続いた「昭和残侠伝」シリーズにおける主人公(高倉健)の兄弟分・風間重吉役が当たり役となった。俳優はもとより、名エッセイストとしてもつとに有名。現在も新聞、雑誌にエッセイ、コラムを書き続けている
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