文春文庫<br> 銀河の雫

文春文庫
銀河の雫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 621p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167373078
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

53歳のテレビ局長と45歳のバイオリニスト、45歳の医師と28歳の水泳教師。愛し、傷つけあう二組の男女を、それぞれの立場から描く

内容説明

先輩と婚約中のバイオリニストを強引に奪って23年、充足しているはずの中年医師の心を、スポーツクラブで水泳を教わる28歳のインストラクターが魅きつける。そして妻もまたインストラクターの父である旧知のTV局局長と惹かれあう…。激しく愛し、傷つけ、そしていたわりあう二組の男女をそれぞれの視点から描く長篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

背番号10@せばてん。

19
【祝、文化功労者】1997年4月15日読了。あらすじは忘却の彼方。(2018年10月29日入力)1997/04/15

チェス

3
最後はどう終わるのか、気になったものの、やはり収まるところにねぇ。長かった。 図書館本。2019/03/06

東森久利斗

2
他人事、身に迫る思いに困惑。男と女、老いと若さ、駆け引きとせめぎ合い。焦燥、渇望、不安、衝動、欲求。理性を破滅、築き上げてきたものを破壊させる恐るべき幸せホルモンの暴走。理解はできても納得できない複雑怪奇な世界。みなぎるエネルギー、活力が羨ましい。不協和音なカルテット、アナログな関係、醸造されるような時間の流れ、何かが起こりそうで起こらないもどかしさ。消化不良。2023/10/16

sakase

0
日経夕刊で糸島半島の写真とともに紹介されていました。小説はいろいろな人生や感情を体験することができます。高樹のぶ子は以前「透光の樹」をよみました。大人の小説です。2011/10/04

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