文春文庫<br> 五人の海軍大臣

文春文庫
五人の海軍大臣

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  • サイズ 文庫判/ページ数 345p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167360023
  • NDC分類 210.7

出版社内容情報

海軍はなぜ開戦を阻止できなかったか?五人の海相の資質、彼らを生んだ教育システムと人事制度を通して、帝国海軍の組識的欠陥と指導者の条件を改めて問う労作

内容説明

海軍はなぜ開戦を阻止できなかったのか?なぜ陸軍の暴走に歯止めをかけられなかったのか?開戦直前から海軍大臣の職にあった永野修身、米内光政、吉田善吾、及川古志郎、嶋田繁太郎の個人的資質、また彼らを育んだ海軍教育と人事に欠陥はなかったのか?元軍令部参謀が破局への過程を分析しつつ、改めて問う指導者の条件。

目次

序章 五人の人間像
第1章 永野修身
(二・二六事件;満州事変;永野の登場;軍部大臣現役制;日独防共協定;永野人事)
第2章 米内光政
(蘆溝橋の銃声;上海事変―日華事変;オレンジ計画;三国同盟問題)
第3章 吉田善吾
(米内内閣への期待;アメリカの対日不信;近衛公に大命降下)
第4章 及川古志郎
(日独伊三国同盟締結へ;暗号解読さる;日米交渉;日蘭交渉;第一委員会;日ソ中立条約締結;野村―ハル会談;独ソ開戦;など波風のたちさわぐらむ;日米交渉の完敗;総理に一任)
第5章 嶋田繁太郎(白紙還元;「12月初頭開戦」を決意;ハル・ノート;ニイタカヤマノボレ1208)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ken ken

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今まで読んだ戦前史の中で一番分かりやすく理解しやすい本でした。2013/09/02

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