文春文庫
辻音楽師の唄―もう一つの太宰治伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167350055
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

言葉に関する幼年期の特別な環境、家への憎悪と絶望的な孤独感、新内や義太夫への耽溺、結婚を控えての心中事件と罪の意識、そして「太宰治」という筆名に秘められた思い…。彼にとって「書く」ことは「演じる」ことであったのか。太宰治の幼年期から青春時代までを克明にたどって、その人物像を塗りかえた著者渾身の評伝。

著者等紹介

長部日出雄[オサベヒデオ]
1934年、青森県弘前市生まれ。早稲田大学中退。週刊誌記者、ルポライター、映画評論家等を経て作家生活に入る。73年、「津軽世去れ節」「津軽じょんから節」で直木賞受賞。『鬼が来た 棟方志功伝』で芸術選奨文部大臣賞、『見知らぬ戦場』で新田次郎文学賞をそれぞれ受賞。太宰治の絶頂期から玉川上水での心中までを描いた『桜桃とキリスト』(文芸春秋)で大仏次郎賞、和辻哲郎文化賞を受賞する
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