文春文庫
ドキュメント戦艦大和 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167349042
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0131

内容説明

かつて世界最強を謳われ、連合国に「幻の大戦艦」と恐れられた巨艦に、何が起こったのか。名著『戦艦大和ノ最期』の著者吉田満と大和研究の第一人者原勝洋が、日米両国の資料を駆使し、生存者及び、関係者八十九人にインタビューして、昭和二十年春の沖縄大和特攻作戦を克明に再現する。

目次

作戦準備(日本艦隊の実情;米機動部隊の来襲 ほか)
作戦発動(出撃;出港の情景 ほか)
米攻撃隊来襲(襲撃第一波;緒戦の情景 ほか)
戦艦大和沈む(最期の時近づく;戦艦「大和」の沈没 ほか)
戦いのあとに(忠烈万世ニ燦タリ;戦果と被害損失 ほか)

著者等紹介

吉田満[ヨシダミツル]
大正12(1923)年、東京生れ。昭和18年、東京大学法学部在学中に学徒出陣。第4期予備学生として戦艦大和に乗り組み、沖縄特攻作戦に参加、九死に一生を得た。著書『戦艦大和ノ最期』はベストセラーとなり、今なお若い世代に読み継がれている。戦後は日本銀行監事。昭和54年、死去

原勝洋[ハラカツヒロ]
昭和17(1942)年、静岡県生れ。法政大学法学部卒業。『高松宮日記』(中央公論社)の編纂に関する調査に従事、『文芸春秋』昭和55年5月号掲載の「暗号名ウルトラ 山本長官機を撃墜す」は、現在米国立公文書館に所蔵の米軍極秘資料「Yamamoto shootdown」ファイルの中に英訳され収録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koji

2
混乱している現場。膨大な情報。頭をクリアにして立ち向かわないと理解しきれない感じ。2015/12/29

koyak

0
第二次世界大戦末期、戦艦『大和』の沖縄特攻が決まる経緯から沈没、その直後の乗員救助の様子を、日米双方の生き残りの証言を元に執拗なまでに記録した一冊(正確にはそれらの資料から大和に関することを抜粋してまとめたと思われる一冊)。大和やその護衛艦がいかに徹底的にめった打ちにされたかが、「ホントもう十分なんで、マジ勘弁して下さい!」と泣きを入れたくなる密度で書き残されています。そんな悲劇の作戦決定に至るまでの経緯のバカバカしさ(語弊はあるかもしれませんが)が余計にその最期を哀しいものにしています。2015/05/10

三平

0
大和撃沈の詳細が記録されている価値ある一冊だと思う。大和は沈める必要が有ったんだろう?2015/04/11

カバラン

0
これを読むと、作者の作り話が混在した、小説のような戦艦大和など読む気がしなくなる。戦艦大和が沈められたとき、なぜ日本は戦争をやめなかったのだろう。2014/07/09

奥 清衡

0
参考になった。

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