文春文庫
ごっくん青空ビール雲

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  • サイズ 文庫判/ページ数 323p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167334376
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

全国の祭りを旅し、キソクに物申しつつうまいものを食べていたら、愛用のワープロがついに臨終の危機に。人気エッセイ第二十二弾。

今日もビールはうまかった!

全国の祭りを旅し、キソクに物申しつつうまいものを食べていたら、愛用のワープロがついに臨終の危機に。人気エッセイ第二十二弾。

内容説明

よく晴れた暑い日に、流れる雲を眺めながらビールを飲む瞬間は、何とシアワセなものだろうか。全国の祭りを旅し、世界のお風呂を比較し、四角四面な規則に物申す。親指シフトのワープロもとうとうドタンバだ。どーでもいいことをマジメに、マジメなことを楽しくいいかげんに語る、長寿連載エッセイ第22弾。

目次

気がつけば契約業者
海獣むかしばなし
クルマで回ってくるもの
まつり演歌の夜がふける
カバー考
正義の小便ぐるんぐるん男
好きなもの
長崎は今日もレインだった
メールめくのも春の宵
奇怪面妖驚愕生物〔ほか〕

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
昭和19(1944)年、東京生れ。作家。吉川英治文学新人賞を受賞した「犬の系譜」(講談社文庫)、日本SF大賞を受賞した「アド・バード」(集英社文庫)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐々陽太朗(K.Tsubota)

90
にっぽん丸のベランダに腰掛け、海を観ながら読みました。2009/2/19~2010/3/18に週刊文春に連載された"赤マント”シリーズ。この時期のシーナ氏は冴えてますね。ユーモアのセンス、世の中のおかしなモノに怒る鋭い視点、たいへん楽しく読ませていただきました。思い起こせば1981年の春、書店の新刊コーナーでふと手に取り立ち読みした『かつおぶしの時代なのだ』を読んで以来かれこれ34年間、飽きずにシーナ氏のエッセイを読み続けている。ビールを飲みながらシーナ氏のエッセイを読む時間を私は幸いとしているのだ。2015/08/22

tu-ka

32
「赤マント」シリーズ第22弾。今年の1冊目。「吉兆ゾンビワープロ」の話がおもしろかったな。「春と麦酒」の話を読んでいたら、つばめグリルのハンブルグステーキを食べたくなった。沢野ひとしの解説も良い。2014/01/10

ツバメマン★こち亀読破中

23
赤マントシリーズ第22弾。シーナさんは怒ってますね!平和ボケした日本から生温いビールまで…。まあまあ、いいじゃないですか~青空の下で冷たいビールさえ飲めれば。沢野ひとしさんの解説、高校時代のビール話もいい。2017/02/25

coolgang1957

21
わぉ〜久しぶりにシーナさんのエッセイヽ(´▽`)/ 相変わらずビール、ビールで楽しかったぁ(><) もう長いことキャンプも行ってないけど、よく真似して飲んでたなぁ(^.^) 沢野ひとしさんの挿絵も良かった。しかも解説にも登場で2倍の楽しさ( ´ ▽ ` ) またテントと焚き火の側でビール飲みたいな( ´ ▽ ` )2013/10/30

kinkin

11
この赤マントシリーズには、読みたくなる本が紹介されているので 本好きには、見逃せない。2014/01/14

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