文春文庫<br> 巨悪vs言論―田中ロッキードから自民党分裂まで〈上〉

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文春文庫
巨悪vs言論―田中ロッキードから自民党分裂まで〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 537p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167330132
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0195

内容説明

1976年の田中逮捕から93年の金丸逮捕、宮沢内閣不信任解散、自民党分裂まで、日本政治史上未曾有の混乱の時代に、立花隆が書き続けた1万枚以上の原稿の中からエッセンスを抽出。上巻では、田中のすさまじい権力闘争と、田中型の金権と力・数の政治がいかにして日本の政治を歪め、プロトタイプとなっていったかを検証する。

目次

第1部 闇将軍の時代(田中逮捕と田中型政治;新潟三区角栄大勝の構造;初公判の涙;被告人と宰相;闇将軍の選択 ほか)
第2部 「田中支配」の終焉(五億円収賄犯の祝宴;「もっと悪い奴が上にいる」;田中角栄と私の九年間;虚構が崩れた時;田中擁護のあらゆる俗論を排す ほか)

著者等紹介

立花隆[タチバナタカシ]
昭和15(1940)年長崎県生れ。39年東京大学仏文科卒業。49年「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文芸春秋」11月号)で金脈批判の先鞭をつけ、以後精力的に腐敗政治批判を続けている。知的関心は幅広く、その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10年司馬遼太郎賞受賞
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