出版社内容情報
その男は秋山豊寛、TBS外信部デスク、四十六歳。このプロジェクトに深くかかわった立花隆が掘り起した興趣あふれる知的情報満載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レコバ
1
宇宙から見ると人の住んでいない陸地の多さが目についたという感想が興味深い。宇宙ステーションでの自給自足の話でも触れていたが土地効率の意味での人間の燃費はかなり改善の余地があるのかな。2014/06/26
Shota Kumakura
0
TBSという日本の一企業のサラリーマンが、ソ連のソユーズにプロの(英雄的な)コスモノーツとしてではなく、ジャーナリストのお客さんとして乗り込んだのだから、当時とても夢のある話だったんだろうなあ。 立花隆「宇宙からの帰還」はアメリカNASAの宇宙飛行士へのインタビューだったので、こちらは東側の宇宙開発の本として比べて読むのも面白い。 機密主義やいいかげんな部分はいいかげんなところ、情緒は求められず、宇宙飛行士にとっては「納期に追われた町工場のような」ステーションの中での宇宙生活などが印象に残った。 2015/10/15