文春文庫<br> 独眼龍政宗〈下〉

文春文庫
独眼龍政宗〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167314439
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

奥州を黄金の国に─。天下を夢見て東北の山河を駆け巡り、おのれの夢の実現のため力の限りを尽した希代の猛将。その栄光と挫折!

内容説明

「奥州を黄金の国に!」。戦国大名から希代の治世家へ。ゆるやかに確実に政宗は自己変革をとげていく。首府仙台の建設、荒野の開拓、ローマへの支倉使節団の派遣。秀吉、家康、秀忠、家光と、時の最高権力者と堂々とわたりあう政策の数々…。政宗の胸中には東北国家を創造する歓びと誇りがあふれていた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

1
政宗の小田原以降。秀吉の時もそうだが、世渡り下手で少し欲をかき過ぎ、結局、損をしてしまう。ただ、そんなところに愛嬌が感じられ、また、そんなところが、秀吉にも家康にも警戒されつつも、愛され頼りにされた理由なのではないだろうか。と、感じつつ淡々と読了。政宗の人生の軌跡を、出来る限り史実に則り、丁寧に辿る。政宗の内面については、読書の想像力に委ねるというのが、作者の意向ということか。終盤になり、やっと政宗の内面を推量するようになり、面白くなった気がする。時間をおいて、再読してみたら、もっと感情移入出来るかもしれ2012/12/16

ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。

0
奥州の覇者伊達政宗の生涯を、史実、文献、書簡等で丁寧に辿った物語。良くぞこれだけのデーターを集め、読み込めた物だと思う。ただ筆者の伊達政宗に対する思いが今一つ際立って来ない感じがした。 【4.0】2023/12/31

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