出版社内容情報
言葉を話さず、外界にも反応しない脳障害の子を持った著者が、絶望と希望の間を揺れ動く親の心情を率直に克明に綴った感動の手記
内容説明
作家のジョシュと画家だったフミの間には二人の子供があった。次男ノアは一歳のときから話し始め、動作に緩慢なところはあったものの、外見上はまったく普通の子供だった。しかし二歳を過ぎた頃から急に喋らなくなり、外界にも無板応になっていく。ノアは自閉症なのか。これは、ノアとその兄、そして苦闘する両親の記録である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
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2001年5月15日
Manari
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なかなかに赤裸々な告白。自分の遺伝子が…誘発剤が…とか、そもそも望まぬ子だった…など思い詰める正直な気持ちが時折、淡々と書かれている…理性は保っているようで親バカな愛情ちゃんとあり、全体的には目を覆いたくなるような絶望的な狂気は感じなかった(酷い日記は割愛してるのかもしれないが…)、たとえ障害が無くても同じくらいの悩みをもつ親は少なく無さそうにも思える子育ての日々でもある。 今どきの見られること前提の体裁を考えたブログと違い、元は日記なので飾った感じが無く、障害と向き合う家庭の自然な姿を垣間見れる2025/09/11