出版社内容情報
ボブ・グリーンが公開した彼自身のハイ・スクール日記。そこには六〇年代が、"十七歳"という青春の時が、みごとに保存されていた
内容説明
ビーチ・ボーイズの『ビー・トゥルー・トゥ・ユア・スクール』に合わせて踊っていた「僕」の1964年は、妹の友達へのキスではじまった、「新しい年はどんな年になるだろう」と考えながら。その年ビートルズはエド・サリヴァン・ショウに出演、「僕」はハイスクール三年生だった。ボブ・グリーンが描く等身大の青春日記文学。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shinya Fukuda
1
アメリカのベクスリーという所に住んでいる高校生のボブグリーンの一年間が描かれている。ABCDJという仲良しグループがある。彼らはほぼ毎日のようにパーティをして車で街を流してお互いの家で泊まって時たま女の子とデートするという生活をしている。試験は多いようだが入試はそれ程難しくないようだ。ノースウェスタン大学には面接だけで入れるようだ。高校生なのに酒も煙草もやる。両親もうるさくない。日本とは随分違う高校生活がある。後半には新聞社でのアルバイトのことが出てくる。将来の方向性が見えてくる。2022/10/12
Machida Hiroshi
1
本書は、新聞社のコラムニストである著者が17歳のころの自分の日記をもとに青春の日々を再現した日記文学です。内容は本当に日記で、日々の出来事や考えが書かれていて、車が運転出来たり、アルコール度の低いビールなら飲めたりと、日本とは法規が違いますが、アメリカの17歳もやはり17歳なんだということがわかりました。恋に勉強に部活にと、悩んだり、凹んだり、有頂天になったりと、50歳を過ぎた今でも、読んでいると、キラキラとまぶしい青春の日々が脳裏に蘇ってくる気がしました。「十七歳-1964秋」という後編に続きます。 2016/07/11
ぶぶぅ
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学生時代に何度も読み返した本。人の日記を読む喜びを知った一冊だ。また読み返したい。
na mi
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あんまりだったな 秋は読まない2018/10/01