文春文庫<br> 「常識」の落とし穴

文春文庫
「常識」の落とし穴

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167306120
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

出版社内容情報

なぜ日本人は常識の落とし穴にはまってしまうのか?平成ニッポンの「常識」の危うさを衝く山本七平式・考えるヒントの集大成!

内容説明

「常識」的日本人からすれば、いかにも「非常識」な発想―しかし、そうした発想こそが事実をつきとめ、真実を明らかにすることができる。“指導力なき指導者の時代”をいちはやく予言した著者が、平成の日本人に遺した「脱・常識のすすめ」の決定版。次々に常識をひっくり辺す“山本七平式・世界の読み方”59篇。

目次

1 国際社会を読む
2 民主主義の運命
3 日本人の「神話」
4 「常識」の落とし穴

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

5
山本七平さんのコラムを集めた本で、題名と関係ない話題の方が多いです。人種的憎悪、韓国経済人のつぶやき、あるユニークな日本人論、こわい話が印象に残りました。2020/03/21

有無

2
日本の常識について話したというより、日本人の海外を見た感覚を是正するような本だ。今も通じる海外への憧れ、そんなものは矯正しちゃう。っていうほどじゃないけど、そこらへんが冷静です。2011/10/28

goldius

0
日本人の常識は世界の非常識!国際社会で陥穽に陥らないために読もう!!2008/09/13

愛希穂

0
面白い部分、難しい部分とあったが、一番なるほど、と考えさせられたこと。 ローマがなぜ滅亡したのか。 それは奴隷経済にたよりきって——というよりそれ以外の発想がなくて——技術開発という発想が皆無だったという点である。  ローマが興隆期を迎える時、すなわち滅び行くカルタゴの劫火を見たスキビオ・アフリカヌスが、戦勝をローマに伝えるために走らせたのは伝令であった。その600年後に、いよいよ西ロー…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2012/06/21

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