文春文庫<br> 次郎長三国志

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文春文庫
次郎長三国志

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  • サイズ 文庫判/ページ数 621p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167300036
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

清水港は鬼よりこわい、大政・小政の声がする──ご存じ清水の次郎長とその一家の胸のすく大活躍を新解釈で描いた著者会心の名作

内容説明

清水港は鬼よりこわい、大政・小政の声がする―。桶屋の鬼吉、関東の綱五郎、法印の大五郎、森の石松など多くの乾分をもち、海道一の大親分といわれたご存じ清水の次郎長。講談や浪曲にうたわれ、これまで何度となく映画・テレビ化された次郎長一家の胸のすくような大活躍を新解釈で描いた著者会心の名作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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6
もしかしたら個人的には娯楽時代小説の生涯ベスト1かも。様々な魅力的キャラを身に着けた清水一家の面々が活躍する。目次を見るだけでわくわくするし、乾分たちが次郎長の元へ吸い寄せられていく過程が運命的で面白い。映画や講談で周知のいざこざや喧嘩も良いが、ネタ元の『東海遊侠伝』と『清水次郎長伝』の成立の経緯まできちんとフォローされていて世界観が広がった。次郎長の乾分の中で飛び抜けて格好良かったのは小政だ。居合斬りの凄さに痺れた。2022/08/26

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