出版社内容情報
文壇・芸能・スポーツから学会・政界におよぶ古今東西の人物の逸話を秘蔵メモと交友録から精選し読み出したらやめられないと大評判になったユーモア小話傑作大全
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kino
2
父親の蔵書だったのを貰って読みました。あの人があんなことを言ってた、こんな会話をしていた、という小ネタ集で、イメージとしては日経新聞の交遊抄をさらに端的にした感じ。一つのエピソードが数行なので、非常にサクサク読めるしクスリと笑えます。歌舞伎役者の登場比率が多いのは、時代なのか著者の交友関係によるのか。 薄田泣菫の『茶話』ぽいなと思って読んでましたが、著者自身もそれは後書きに書いていて、これまでなら漢語の書名がつくのだろうけど文章と似つかわしくないので避けたとのことでした。 パラパラ読み返してもいいですね。2019/02/14
横丁の隠居
1
1978年の本であるからすでにわからなくなってしまった話もあるが、巧まずしたおかしみのようなものを丹念に拾った労作だと思う。八千草薫さん(愛称ヒトミ)が「二十四の瞳」をやるときに「ざんねんながら、二十四じゃないわ」といったという話がなんとも。2017/03/21
いちはじめ
1
戸板康二の仕事で一般的に一番有名なのはこの本かもしれない。面白いが、さすがに古い本なのでここに出てくる著名人の名前も今の若い人はしらないかも2003/11/05
T
0
永六輔はこの本をパクッたのかな?2017/10/02
丰
0
Y-202002/11/21