出版社内容情報
ふと手にした百円玉。はて、表だったか裏だったか?そんな小さな偶然が、あなたの人生すら変えることもあるのです。短篇の名手がつづった苦いコーヒーの味11杯
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
49
ブラックコーヒーのようなビターな短編集でした。ブラックユーモアは少なめな気がします。コーヒーを飲みながら読むと雰囲気が出るかもしれませんね。2021/05/15
takaC
45
題名からなんとなく夜話かと思って(怪談風なのもあるし)、二晩かけて夜に読んだけど、コーヒーブレイクって仕事中の休憩時間のことだよな。あまり気にしないことにしよう。2014/10/08
takaC
11
w/oコーヒーで一夜読み。(1994年9月読了)1994/09/25
キー
10
各短編の最初に、ブラック・コーヒーの絵があり、最終的にブラック・コーヒーが11杯、となるように、ブラック・コーヒーとブラック・ユーモアを掛け合わせた意味のタイトルかと思いますが、ここに集められた作品は、阿刀田高作品の中でもそれほどブラック・ユーモア感は濃くなく、最初に収録された「あなたに捧げるブルース」が強烈にブラック・ユーモア感があるのと、あとは阿刀田高作品に時々見られる老女が活躍する「お望み通りの死体」、殺人計画もの「グッド・タイミング」「電話で自殺を」以外は不思議系の作品ばかりです。2020/03/02
おか
10
[積読本から]阿刀田さんと年齢的に近い(と言っても十数年の開きはあるが)安心して読めるし ホラーではなく ブラックユーモアなのでそれ程怖くもない。セックス描写も低俗な感じはないので スラっと読める。殆どが すぐ隣の人が主人公かと思える程 普通の日常の中にかいま見えるダークな部分。「貴方にも明日起こるかも、、、」と言われ ヒェ〜 となる人もいるかも、、、 そんな怖さがある。私が好きなのは「あなたに捧げるブルース」「冥い道」「おしゃべりな脳味噌」「お望み通りの死体」「影絵」2016/06/05
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