文春文庫<br> 森繁の重役読本

文春文庫
森繁の重役読本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167277086
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0174

出版社内容情報

向田邦子と森繁久彌の名コンビによる連続ラジオエッセイ。後に名作と呼ばれた小説エッセイの種がちりばめられたファン待望の書。

内容説明

この本は、作・向田邦子、朗読・森繁久弥の名コンビで2448回も続いたラジオエッセイの台本から選んで再編集したものである。その台本は散逸して永らく所在不明だったが、最近森繁氏が大半を保存されていることが分った。これは向田邦子のデビュー作であり、後に名作とよばれた小説やエッセイの種が各所に散りばめられている。

目次

1 重役の金婚式
2 重役またぎ
3 重役の休暇
4 重役の茶碗
5 重役の払い下げ物資
6 重役の上陸作戦
7 重役の動詞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドナルド@灯れ松明の火

3
【後日追記】向田邦子が作家になる前の実力をつけたであろうラジオの台本。2448回も続いたラジオエッセイの台本から選んで再編集したものである。その台本は散逸して永らく所在不明だったが、森繁氏が大半を保存されていることが分った。これは向田邦子のデビュー作であり、後に名作とよばれた小説やエッセイの種が各所に散りばめられている。後付にある、森繁久弥の挽歌。 「花ひらき はな香る 花こぼれ なほ薫る」 2008/07/11

Gordon

2
祖父蔵書から拝借。森繁久彌氏が接した数多くの重役さんに関するエッセイ集。端々に昭和的な雰囲気が感じられ、今となってはXXハラスメントとも思える部分もあったが、それも含めてどこか軽快で森繁氏の人柄が感じられる。これがまさに古き良き時代というものか。2018/11/12

しんこい

1
読んだのはハードカバーでした。ラジオやテレビの台本は散逸しがちですが、保存されていたとは。重役という言葉は最近使いませんが、サラリーマンの様子は昔も今もあまり変わりませんね。2012/04/16

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