文春文庫<br> 判事スペンサー 異議あり

  • ポイントキャンペーン

文春文庫
判事スペンサー 異議あり

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 467p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167275891
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

頑固一徹、思いきった判決を下して世間を沸かせる名物老判事、ウーマン・リブ行き過ぎの風潮を逆手にとってアッといわせる名判決

内容説明

連邦地方裁判所のハリー・スペンサー判事は、世間におもねらず思いきった判決を下すことで知られている。いつしか名物となったが面白くないのは一向に脚光のあたらぬ同僚判事たちである。不隠な空気のたかまるなかで、スペンサーの真価を問われる裁判が回ってきたが…、女性パワー過剰の風潮を斬る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tai65

2
星5つ2018/05/02

古家深一郎

1
やや話の商店が分かりにくいものの、途中からこれはスペンサー判事萌え小説だと理解した。そう思えば、すべて納得出来る。彼の事が好きな人も嫌いな人も利用したい人も騙されるキュートな美人も、全部判事の萌ポイントを引き出すための道具なのだ。フェミニズ論だとか、そんなのは知らない。気に入らないものを認めるなんて、死んでもゴメンだもんね! な人だし。あ、自分ですか、もう判事いいか休んでくださいよ、と忠告しつつワクワクしながらその背中を見守りたいですね。こんな人が、もっといてくれたらな……2011/01/25

imai syoichi

0
タイトルは堅い感じかとおもいますが、主人公のスペンサー判事の辛辣なジョークがさえわたり、吹き出して笑って読んでました。

風の靴下

0
本書を読まれる前にという前触れがある。「判事スペンサー異議あり」はフィクションだが、現実離れした作り話ではない。本書に登場する新しい理論や運動、社会的慣習は、いずれも現在我が国の裁判所及び立法府で真剣に検討されているものばかりである。  これらの題材を駆使して引退勧告を受けた老判事がユーモアと機知あふれる作戦を展開する。茶目っけも十分あってニヤリとさせられる。老判事の秘書も見事な人物造形で楽しい。2021/10/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1907485
  • ご注意事項