出版社内容情報
ボルシェヴィキの金と消えた男の謎を追って歴史の暗部をさかのぼる、夢敗れしコミュニストへの鎮魂の情あふれるスパイ・スリラー
内容説明
２０年前の恋人からの電報が発端で、フリー・ジャーナリストのロバート・ソーンは、元恋人の父親・カナダの毛皮商人の失踪事件の謎に巻きこまれてゆく。手がかりを追ってヨーロッパ各地からレニングラードに至る捜査行は、同時に歴史の暗部をさかのぼる旅となる。新たなる謎と意外な真相で息もつかせぬ傑作スパイ・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたろう
1
ソ連がからむとスパイ小説は複雑になります。一歩一歩謎解きがすすむさまは読んでいて飽きませんでした。ラストが良いです。2017/12/25
負け猫
0
内容的には非常におもしろいのだろうけど、でてくる国自体になじみがないことや、思ってる以上に込み入ってる内容で最後まで移入できなかった。2011/05/22
