文春文庫<br> 田中角栄―その巨善と巨悪

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文春文庫
田中角栄―その巨善と巨悪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 405p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167263065
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

内容説明

田中角栄は戦後日本の生んだ、まぎれもない天才である。比類のない、強烈な磁力を放射した人物だった。その業績は赫々たるものであり、歴史はその価値までを否定できない。しかし、日本の社会をゆがめもした。スケール大きく生きた、毀誉褒貶相半ばの男。善と背中合わせの悪、悪と共存する善、それが田中角栄という物語である。

目次

第1章 峠を越えて(コンプレックスに勝つ方法;武者ぶるい ほか)
第2章 田中社会主義(初当選;疑獄初体験 ほか)
第3章 天下をねらう(クーデター;幹事長 ほか)
第4章 一気呵成(人気上々;キーパーソン ほか)
第5章 大義消滅(逮捕;盟友のために ほか)

著者等紹介

水木楊[ミズキヨウ]
昭和12(1937)年、上海生まれ。自由学園最高学部卒業後、日本経済新聞社入社。ロンドン特派員、ワシントン支局長などをへて、論説主幹を務めた。本名、市岡揚一郎。作品に『1999年日本再占領』『2025年 日本の死』『拒税同盟』『パナマ運河奪還』『エコノミスト三国志』『爽やかなる熱情』など。多くの雑誌で活躍中
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