出版社内容情報
楽しい旅行のはずが事故で列車が止まり、途中下車させられた宇野と夕子を殺人事件が襲う。名コンビ快調、幽霊シリーズ文庫最新刊。
内容説明
事故で列車が止まってしまい、田舎の駅で夜を明かすことになった宇野警部と夕子。その駅待合室で夕子が偶然目にしたのは、なんと死んだはずの叔父。驚くままに翌朝を迎えると、別の乗客が殺されていて、叔父らしき男は事情聴取を受けることになるのだが―。本作もユーモアたっぷりに推理が冴える、大人気シリーズ第21弾。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
昭和23(1948)年2月29日、福岡生まれ。桐朋高等学校卒業。51年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、以来ベストセラー作家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
110
夕子とその恋人宇野警部の凸凹探偵対の物語。 短編なので調子良く事件が起こり、調子良く解決していく。 都会と田舎、演劇と旅行、さまざまな組み合わせの状況に、 犯人の型も一通りではないところが面白いところです。 駅の待合室での殺人は、とても哀しい終わり方かもしれません。 犯人のその後という物語が別にあってもよさそうです。2011/06/23
coco夏ko10角
20
幽霊シリーズ第21弾、4冊目。6話収録。どれもあっさりな感じ。『幽霊待合室』では5年以上前に亡くなったはずの夕子の叔父が…。2017/10/14
鍵ちゃん
16
事故で列車が止まってしまい、田舎の駅で夜を明かすことになった宇野警部と夕子。その駅待合室ど夕子が偶然目にしたのは、なんと死んだはずの叔父!驚くままに翌朝を迎えると別の乗客が殺されていて、叔父らしき男は事情聴取を受けることになるのだが。2020/11/14
くらげ@
7
(☆☆☆)幽霊シリーズ、短編集。どこにいっても事件…。宿命ですね。2013/12/15
はなくま
2
「ジュリエットは真夜中に目覚める」「幽霊待合室」はよかった。ミステリよりもユーモア優先で軽く読めるのがいいんだが、宇野警部のキャラクターが薄くて味が足りない。2015/10/02