出版社内容情報
大富豪が殺された。真犯人は一族の中に? 家族、会社、男と女……さまざまな関係が複雑に絡み合う、ハイテンポな長篇ミステリー。
内容説明
大富豪が殺された。高名な犯罪研究家が事件を解明しようとしたその時、犯人と名乗り出た娘婿はナイフで研究家の心臓を一突きに!この事態を皮切りに一族を巡る企みは回り出す。失脚工作、浮気の復讐…様々な思惑や打算が渦巻く中、詳細を黙秘する娘婿は果して犯人なのか?赤川ミステリー初期の傑作長篇。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
昭和23(1948)年2月29日、福岡生まれ。桐朋高等学校卒業。51年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、以来ベストセラー作家として活躍。数々の人気シリーズがあり、著作は500冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
78
2つの殺人事件の謎。 誰がいったい誰をかばっているのか。 犯人を知っているのは誰か。 複雑な人間関係。 会社の組織における人間同士の対立。 家庭内の信頼関係。 裁きが終わった後に本当の真相が明かされる。2011/08/30
coco夏ko10角
18
途中は結構面白く読んでたけど、エピローグで明かされる真相がちょっと…。2018/01/24
スナイデル
17
32022/05/07
Ayah Book
14
中々にとち狂ってて面白かったです。登場人物が多く、それぞれのエピソードが結構入り組んでいて、まとまるかな?と不安だったけど超力技でまとめた感じ。芳人の綾子への執着などは中途半端に終わった。強引な展開だけど、エピローグまで楽しめる。2020/09/23
みやこ
9
最初のびっくり感がすごい2016/11/20