文春文庫<br> 艶笑動物事典

文春文庫
艶笑動物事典

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167261061
  • NDC分類 901.7

出版社内容情報

狐、牛、犬、鴬、蜆、亀、猿、馬、熊など様々な動物たちを枕に、彼らや人間サマのとても愉快な艶笑譚を、古川柳や小咄、笑話などを交えつつ招介する風流動物ばなし

内容説明

川柳や小咄を交えて紹介する動物と人間サマの艶笑譚。里帰りをしていた浦島太郎が、竜宮城へ帰ることになり、土産物を用意しながら「さて、蛸には何がよかろう」というと、「それこそ松茸がよかろう」。狐、牛、犬、鶯、蜆、亀、猿、馬等々、さまざまな動物たちを枕に、彼らや人間サマのとても愉快な艶笑譚を、古川柳や小咄、中国の笑話などを交えながらつづる“風流動物ばなし”。

目次

虱の皮を槍で剥ぐ
蛸の共食い
狐の七化け
牛の角文字
犬と犬取り
蛇が蚊を呑む
鶯の谷渡り
赤貝が蜆を挟む
亀は仏になる
猫にまたたび
鰻の天上
猿も木から落ちる
鶺鴒の伝授
象の鼻と鰐の口
いもりの黒焼
洲走といなの臍
馬鹿と法螺
蟹の横這い
馬と馬並み
熊の毛雪駄亥子息(けせつたいのこいき)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomo6980

0
「艶笑譚」って死語になりましたね。本来その意味がない「嚊」という字をどうして「かかあ」と読み女房の意味があるのかを調べるのに一日費やすような余裕がなくなったからかも。聞くほうにも。しかし、自分語りのないエッセイは風通しが良いですね。2017/06/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2199272
  • ご注意事項