文春文庫<br> 三国志〈第5巻〉

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文春文庫
三国志〈第5巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 393p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167259259
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

天子を奉じた曹操が袁紹と激突、「官渡の戦い」で覇権は定まるか。諸葛孔明を得た劉備も曹操を攻める。いよいよクライマックスへ。

内容説明

曹操はついに立った。天子を奉じることを決断。七年前に脱出した洛陽へと向かう。時代は、攅峰を均すという作業をはじめた。ひときわ高い山だけが残る。たれに帰服すればよいか―志のあるものは、高山の麓に集まりつつある。呂布、袁術らが舞台から姿を消し、いよいよ曹操と袁紹は天下分け目の「官渡の戦い」へ。文庫版オリジナル書き下ろし『後漢と三国の仏教事情』(三)収録。

著者等紹介

宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年の吉川英治文学賞を受賞。平成18年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

59
政治家として、軍人として、そして文化人としても一流の能力を備えた曹操、武力に優れた貴公子孫策、そしてなんだかよく分からない魅力の持ち主劉備が活躍して、非常に面白く読みました。曹操が陳宮や関羽を愛するのに、相手からは愛されないあたりの切なさも味わい深く。前の四巻がぜんぜん面白くなかったのですが、要は宮城谷先生、董卓と呂布が好きじゃないのかな、と思ってしまいました。六巻は間をおかずに読みます。2025/01/25

Book & Travel

45
群雄の乱立状態が徐々に収斂されていく巻。曹操は帝を迎え、時に大敗もするが、袁術、呂布を破り、官渡での袁紹との決戦へ進む。人をよく用い失敗に学ぶ曹操と、決断が遅く、諫言する部下を遠ざけ国力を落とす袁紹との対比が際立っている。快進撃を続けた孫策は孫権に代替わり。一方劉備は逃げ回ってばかりだが、不思議な器量を曹操に認められるのが面白い。本作では有名な千里行はないが、関羽の活躍も少し描かれるのが嬉しい所。曹操を苦しめる張繡・賈詡の曲者ぶりも印象的だった。三国成立前のこの辺りは、三国志でも特に面白い所かもしれない。2022/04/19

Die-Go

43
図書館本。曹操が本格的に立つ。呂布をいなし、人を集め、袁紹との決戦官渡の戦いへと赴く。孫策逝く。劉備は相変わらず転々とし、流浪を続けていた。★★★★☆2022/04/10

アイゼナハ@灯れ松明の火

37
第5巻は、孫策の快進撃(章題が『孫策』!)、曹操の献帝擁立の辺りから、呂布・公孫サン・袁術の滅亡を経て、官渡の戦い・曹操の冀州平定の辺りまで。これまでのペースに比べて詰め込み過ぎじゃねーの?とか思うのですが、この辺は皆だいたい知ってるでしょ、って事なんですかね。曹操幕下の軍師たちがイキイキしてるのに対し、袁紹幕下の軍師たちは足の引っ張り合いばかりしてる感じがよく出ています。トップの責任ってやっぱり大きいんだな。そして、官渡の戦いの裏側であっさり死んでしまう孫策に涙。2010/10/31

ジュール リブレ

36
呂布、袁紹、袁術、公孫瓚。後漢末期の英雄たちが退場していく。宮城谷版の三国志は、淡々と三国志の記録を紡いでいくが、その中で歴史の必然、将の人格などを冷徹に切り捨てて行く。曹操中心の五巻だったが、劉備の評価だけは困惑しているように見える。孫権はまだ表舞台に出ていないものの、孫策の憤死で当主に。いよいよ三国志時代に突き進む。 今年の上野、国立博物館の三国志展、是非行ってみたい。 https://sangokushi2019.exhibit.jp/2019/07/05

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