内容説明
20世紀が生んだ総合芸術・映画の歴史のなかで、名作、傑作は数え切れないが、何度もくり返し観た、もう一度観たい、という基準で選んだ洋画・邦画ベスト200。トーキー誕生の頃に生まれた著者が魅了された極上の200本。チャップリンからウディ・アレンまで、黒沢明から大島渚まで、生涯最良の映画の輝きを見よ。
目次
1 ぼくが選んだ洋画・邦画ベスト200(20世紀の洋画100;“20世紀の洋画100”からこぼれたもの;20世紀の邦画100;「限りなき前進」と「愛のコリーダ」)
2 極私的クロニクル(映画少年のころ;十七歳の映画ノート―1948~49;マンハッタンに赤潮がきた夜―マルクス兄弟の方へ;ハーポの死んだ夜;ミュージカル映画はなぜつまらなくなったか ほか)
著者等紹介
小林信彦[コバヤシノブヒコ]
昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる
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感想・レビュー
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林 一歩
2
世代的ギャップが大きいので、基本的に相容れない部分が多いですが、イーストウッドとアレンに関しては全面的に同意。2012/04/30
Gen Kato
0
一見オーソドックスに見えつつ、しっかり「小林信彦ならでは」セレクト。観ていない作品、まだまだたくさんあるなあ。このごろハマっていたあるハリウッドレジェンド(日本ではもうほとんど語られない)を、小林信彦先生も好きだったと知って驚いたり嬉しかったり。2016/06/10
uchi93
0
石原裕次郎とか日活映画を見ていて、'50、'60年代の映画が見たくなりガイドにしています。2012/10/17
viola
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うーん・・・イマイチかもしれません。あまり面白いとは思えなかったです。2009/03/01
いちはじめ
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文章は好きだから読んでいるが、小林信彦と映画の趣味は合わない。合わないが好みのはっきりしている人だから、目安にはなる。褒めているからきっと僕にはつまらないにちがいない、とか……2003/12/05