内容説明
顧客は常に正しい、もし顧客が間違っていても、「顧客は常に正しい」を唱えよとルールを決めた、スーパー経営者の「非常識」な戦略。愛煙家で英語ペラペラのはずの商社マンが、「スモークフリー」の看板を見て勘違いした話。勉強が出来る、出来ないは、食べ物に関係があるという研究結果など、面白くて役に立つエピソード83話。
目次
ビジネスの現場にて(やる気で実る;哀歓こもごも;アイデアはわれにあり)
あちらの言い分(異なる発想;ユーモアと勘違い)
世間はめぐり合わせ(情緒こまやか;摩訶不思議なできごと;ほほえみの彼方に)
自然のなかで(なぜなんだろう?;なせばなる;愛すべきコレクター)
著者等紹介
上前淳一郎[ウエマエジュンイチロウ]
昭和9(1934)年、岐阜県生まれ。34年東京外国語大学英米科を卒業し同年朝日新聞社に入社。通信部、社会部記者を経て41年に退社後は評論家として幅広い執筆活動を続けている。52年、「太平洋の生還者」で第8回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。他に「支店長はなぜ死んだか」「やわらかなボール」「複合大噴火」「読むクスリ」「フレッシュマンのための読むクスリ ベスト・セレクション」(以上文芸春秋刊)、「世界の一流品紀行」(講談社刊)等の著書がある。また古荘多聞の筆名による時代小説「瓦版屋左吉綴込帳」(文芸春秋刊)がある
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