出版社内容情報
引っ越しを決意した横森家が、土地購入から一軒家を建てるまで。シンプルでエコな快適空間を手に入れるまでの涙と笑いの奮闘記。
内容説明
娘の小学校入学を機に、住環境を変えたい。でも限られた予算では、機能性もデザインも満足のいくマンションや戸建住宅が見つからない…そんな時、閑静な住宅街にある猫のひたいほどの売り地と出会った。気の合う工務店&設計士にも恵まれ、彼らとのコラボで知恵を絞り、1年がかりで納得のいくわが家ができるまでを一挙公開。横森式リビング・イン・スモーススペースおうち篇。
目次
カラーPart1 シンプルで住みやすく、ダサくなくて安全な家
第1章 子どもが生まれてから六年間の、ライフスタイルの変化
第2章 家ができるまでにしなければならない超メンドクサイこと
第3章 家を建てるにあたって譲れるところと譲れないところ
第4章 引っ越しまでに処分したいモノ
第5章 新しいおうちでの生活実感
カラーPart2 デザインと使い勝手で選んだ家具&備品
著者等紹介
横森理香[ヨコモリリカ]
1963年、山梨県生まれ。多摩美術大学卒業。作家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
15
自分の居場所を作るって今の事、先のことを考えながらしなきゃいけないから大変だなぁ・・・とつくづく感じました。自分の理想に近い家が作れたら愛着もひとしおでしょうね。出来合いのマンション住まいの私・・・今度家を変えるチャンスができたら・・・もう少し自分の人生設計と合わせて考えたくなりました。年齢の問題、家族の問題・・・イロイロありますよね。でも、楽しませていただきました。2010/05/19
ふみ
4
この人の生活信条や子育てはリスペクト(笑)できないけど、食生活や家の内装などは面白いので惰性で読んでいるシリーズの一つ。ただ、「自分自慢」と「私の生き方、どう?」という自己顕示欲を我慢しないと読めないのが面倒なところ(^_^;) 子供が生まれたことで、こうもあっさりと今までの「シンプルシック万歳! 子供がいても、こうありたいの私」的なものをあっさり覆す変わり身の早さも素晴らしいもんだ(^_^;) もし私が家を建てるなら、全く参考にはならない一冊だが、こんな家もあるんだな~というスタンス(笑)で読んだ。2011/06/01
つたじゅん
4
この人の文章は、自分語りが大好きで自慢が半分入っているご近所さんを思い出す。毎日会うのは疲れるけど、たまに話すと結構楽しかったり。インターに行かせてると自慢してた娘さんを公立小に通わせるために家を建ててしまうなんてびっくり。でもまた次の展開がありそうな気もするけど。2010/12/29
ねむ
3
横森さんの生活エッセイはわりと読んでますが、最初の頃の本はゴリゴリのバリバリで、そりゃそうできたら素敵ですけど色々無理ッス、と思ってました。でも新作がでるたびにやわらかくなってて、ああ、年齢を重ねたり生活の変化の波を乗りこなしたりしていると、人ってこんなにも変わるんだなあ、素敵だなあ、と、思ったりしています。こだわりの新居も気になりますが、スタジオになった前のおうちも気になる。あと、娘ちゃんを公立小学校で地元に密着させたいという今時真っ当な感性に、なんかありがたい気さえするわ・・・ああ、家を建ててみたい!2009/10/25
バーベナ
2
『いま・ここ』を楽しむ著者。家を建てることさえも『通過点』なんだな~と思わせられる。こだわりはあるけど執着はない姿がお見事。2010/01/12