文春文庫<br> 余禄の人生

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文春文庫
余禄の人生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167245023
  • NDC分類 914.6

出版社内容情報

野球監督は病気でもないのになぜ股間に触れるのか。k・S女史から見れば、飛行機は天翔ける男根女隠の集団に違いない。ラブミー農場で考えた怪しき人間観察の数々

内容説明

野球監督は、病気持ちでもないのになぜ自分の股間に手を触れるのか、詩人・白石かずこ女史風に考えれば、上空を行く飛行機は、天翔る男根女陰の大集団に違いない―農業を志し、埼玉県の片田舎にラブミー農場を営んで20余年。依然健在なる“人間滅亡教”教祖が、折りに触れて綴った怪しき人間観察のかずかず。

目次

余禄の人生
思想濃老日記
川端賞辞退について
谷崎潤一郎と私
思い出のヒト―正宗白鳥
師のこと―武田泰淳
夢屋一家の尾辻克彦さん
わが友―白石かずこ
西鶴のセックス観―吉行淳之介訳『好色一代男』を読んで
塩山勤労動員署
山菜と我が家のブドー
ナウのあとさき
ラブミー農場の四季
すずめ百まで
私の職業始末記

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tekesuta

0
ラブミー農場や夢屋の話から、テレビの話までてんこ盛り。安部定の調書の口調を真似たとある日の日記は抱腹絶倒。ナウのあとさきはかっこいい。人間滅亡教に入信したくなった。2013/02/26

きたくり

0
この文庫本は「昭和58年3月文藝春秋より刊行された随筆集『ちょっと一服、冥土の道草。』より、著者の意向によって表題作を削除し、題名を改めた」ものだそうです。2011/12/25

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